カテゴリー ‘7.勉強会・FT講座レポート’の記事

【連載企画】ファシリテーターインタビュー vol.1 荒木三香さん

2017-06-29

3月におこなわれた総勉強会では、その活躍が認められたストレスマネジメントファシリテーター(SMFT)7名の方に特別賞が贈られました。

MVP賞を受賞された奥 富美子さんのレポートは前回(https://jsca.co.jp/20170415_seminarreport.html)お伝えしましたが、今回から、各地域で最も活躍し、受賞したSMFT 7名の講座レポートやインタビュー記事をお届けします!


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Vol.1として、主に東北地域で活躍中の荒木三香さんのインタビュー。そして、5月19日におこなわれた講座の様子を、参加者の感想を交えてご紹介します。

荒木さんは、SMFT以外にも複数の活動をしており、カウンセリングや、色彩心理学を活かしたセラピー、行政などと連携した復興支援活動や、寺子屋教室の先生としても活躍中です。これらの活動から得た経験が、講座にも独自のカラーを色づけているようです。



外部会議室の講座③好きなことシェア②


Interview 具体的なエビデンスのあるものを求めて、ここにたどり着きました。

様々な経歴、経験を持つ荒木三香さん。ソフトな印象のとおり、受講生への細やかな気配りが伝わってくるようなインタビューとなりました。

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【なるべくして、この仕事をしていると思います】

--職種、雇用形態でもたくさんの経験をされてきたようですが、FTになったきっかけを教えてください。

FTとしての活動以外にも、対面や電話でのカウンセリング、色彩心理学を通したセラピーや講座、自宅でのアトリエ教室や寺子屋教室、そして東日本大震災の復興支援団体を立上げ活動していますが、すべてに共通しているのは、子どもから大人まで、あらゆる世代の人を支援する、対人援助の仕事だということです。そうした中、今までもストレスケアや、メンタルヘルスに関する活動をしていましたが、何かもっとエビデンスや説得力のあるものはないか?と探していたところ、2年程前にSMFT養成講座を知り、早速受講しました。

実は、亡くなった父が内科の開業医をしていたのですが、地域の心療内科的な役割も果たしていました。数年、私も父のところで手伝っていたのですが、メンタル不調の患者さんも多く、心と身体、両面の治療に当たる現場を、いつも目の当たりにしていました。自宅でも、毎晩のように誰かが来て、人間関係のこと、家族のこと、経済的なこと、心と身体の医療相談は勿論のこと、あらゆる相談を無償で受けている姿をずっと見てきました。

今思うと、カウンセリングなどの相談業務に辿り着いたのも、そうした父の影響が大きかったのかもしれません。新卒で入った会社でのオフィスデザインの仕事でも、医療福祉施設を担当していました。10代の頃からいつも友人知人の相談を受けていて、身内に看護師など医療関係者が多かったこともあってか、自然と ‟心と身体のケア„ というものに、どんどん興味を持ちました。様々な職種や立場を経験し、少し遠回りはしましたが、なるべくして今の自分がいると思います。そういう意味でも、すごくやりがいがありますし、生涯勉強ですね!とても面白いです。

【自分のことは後回しにしがちな方にこそ、来てほしい】

--この入門講座は、どのような方にオススメでしょうか。

「不安とストレスに悩まない7つの習慣」は、つい頑張りすぎて自分のケアを忘れがちな方や、周囲の人にもセルフケアを伝えたい!と思う方にオススメです。

講座というと構えてしまう方もいますが、難しい内容は全くないので、楽な気持ちで一緒に身に付けたい方にぜひ、参加していただきたいですね。なので、どなたでも安心して気軽に来て楽しんでいただけるように、皆さんが気づかない工夫もしているんです(笑)。

リアルに体験してもらいたいと思っているので、それこそ「7つの習慣」を使って工夫しています。どの会場で開催する時も、毎回小さくBGMを掛け、アロマの香りを少し流し、照明の色にも気を配ります。それが功を奏してか「居心地いいから帰りたくない」と言っていただくことが多いんです。あと、よく驚かれるのは、当日を迎えるまでの配慮と工夫が、なかなかマネ出来ないよね!と言われます。恐らくそれも、キャンセルがほとんど出ない理由かもしれませんね。

【7つの習慣~「区切る」「体を使う」をこんなふうに使っています】

--「7つの習慣」で特に意識しているものはありますか?

「区切る」「身体を使う」は特に意識しています。午前中の講座の場合は、ランチやティータイムを設けることもありますが、その際は隣の部屋に移って頂き、少し気分を変えて演出します。リラックスできるのか、ざっくばらんに質問も出てきます。

食事は五感も使いますし、講座中より本音で話して下さいます。私はこのタイミングで必ず心掛けているのは、それらの会話の中で関連する話が出てきた際に、今日皆さんにお伝えした7つの習慣でいうと…などと、何度も何度も結び付けてお話しします。そうすることで、より具体的に参加者の皆さんに落とし込まれますし、身近な話で言うとこういうことか!と気付いてもらえるキッカケにもなりますね。

私自身は、山形県には全市町村に天然の温泉が沢山あるので、いつでも短時間でリフレッシュできる日帰り温泉によく行きますね。また、最近、※マインドフルネスと、呼吸法やヨガをよく行っています。温泉もマインドフルネスもヨガも、五感をフルに使うので、心と身体、両方のケアになりますね。

※「マインドフルネス」とは、「今、ここ」を集中的に意識しながら行う、瞑想法です。

【自分で話すと、人って行動できるんです】

--参加者の変化で印象深いものはありますか?

講座の中で、毎回必ず行っていることがあるんです。それは、講座の最後、
振り返りシェアシートを書いたあと必ず全員に、それをもとに一言づつ話してもらうことです。書くだけではなく、声に出すことで、より一層自分の中に落とし込まれ、そのこと自体が実行への宣言となり、即実行して報告してくださる方も多いんです。なので、これだけはどんなに時間が少ない講座の時でも、最後の時間は確保するような時間配分をして、必ず行っています。コーチングやカウンセリングでも学ぶのですが、人は、自分で声に出して話したことしか実行できない、と言われます。

【社会課題を解決するために、一緒に学び合いましょう】

--最後に、FT養成講座に興味のある方に向けてメッセージをお願いします。

まずは「7つの習慣」を自らが実践して、明るく伝えられる方。そして、周囲の人の悩み、苦しみ、痛みに敏感な方、苦しみを苦しみだと感じることができる方は、FTに向いていると思います。また、社会課題に問題意識を持って、世の中を変えたいと思って行動できる方。
そして、全国にいるFTの皆さんと切磋琢磨しながら仲良く学び合える、そんな共感力の高い方に、ぜひ仲間になってもらいたいと思います!

受講生の共有タイム①受講生の共有タイム②講座終了後用 お茶&菓子


参加者の声

講座に参加したSさんに、感想をいただきました。

「 心のモヤモヤが晴れ、風通しが良くなりました」

★Sさんとのツーショットkanban

■ 講座を受講しようと思ったきっかけは? また、実際に受講して、全体的な感想をお聞かせください。

きっかけは、講座名です。たった7つの習慣で、不安とストレスに悩まなくなるなんてすごい!と思い、申込みました。

アットホームな感じで、雰囲気が良く、落ち着いた、おだやかな時間を過ごすことができました。
まさに「7つの習慣」の中にある、「区切る」、「出会い」を実感できた時間でした。
日頃の空間を区切って、心のモヤモヤが晴れ、風通しが良くなりました。

特に面白かったのは、他の方の考えをシェアすること。自分の考え方は、どうしても固まってしまいますが、 “自分は自分、他の人は他の人、それぞれの考えがあるんだな…” と気付くことができました。

■ どのような方に、講座をオススメしたいですか?

日頃の振り返りができたので、モヤモヤしている日常をチェンジしたり、抜け出したい人に オススメです!

■ もっと聞きたい、知りたいと思ったことは?

私は 自己肯定感が低いので、その「7つの習慣」との関連性や、そもそも 自己肯定感って何なのか、を知りたくなりました。

7つの習慣は、どれもすぐに出来ることばかりなので、早速いろいろやってみます!
私も含め、誰もが普段していることでもあるのですが、これをいかに ‟意識して„ できるか なんだと思います。意識は大切ですが、時間が経つと忘れたり戻ったりすると思うので、意識するということの難しさや大切さも、同時にわかりました。

「不安とストレスに悩まない7つの習慣」で学ぶこと

20160405発注チラシ中表紙

当協会が提供する講座の中でも、入門編であり、開催数が最も多い講座が「不安とストレスに悩まない7つの習慣」です。

代表理事・武神が産業医として、企業のメンタルケアに関わる中で、過酷な状況でも不調にならない人に聞き取りした「ストレスで悩まないための秘訣」から見つけた「7つの習慣」を、誰にでも分かりやすく、コンパクトにまとめたものが、この講座です。
いわば、協会の理念、エッセンスが凝縮された協会の代表的な講座の一つとも言えます。

「不安とストレスに悩まない7つの習慣」で学ぶこと

この講座では「不安とストレスに悩まない7つの習慣」を、講師独自の事例やエピソードを交えながら学びます。「7つの習慣」は、誰でもちょっとした心がけでできる簡単なものです。
簡単だからこそ、疎かにしてしまいがちなものかもしれません。この習慣のどれか1つだけでも意識して始めてみると、ストレスからの解放が、意外と簡単にできてしまうかもしれませんね。
「あ、こんなことでいいんだ」。
講座に参加すれば、こうした気付きが7つ、もしくはそれ以上、得られるはずです。

■ 講座案内はこちら → https://jsca.co.jp/seminars#一般向けセミナーのご案内
■ 全国の開催情報はこちら → https://jsca.co.jp/semi

【関連記事】
・「講座開催レポート「不安とストレスに悩まない7つの習慣」@浦和」
・「第一回日本ストレスチェック協会総勉強会 レポート」

講座開催レポート「不安とストレスに悩まない7つの習慣」@浦和

2017-05-11

3月におこなわれた総勉強会に引き続き、日本ストレスチェック協会事務局員によるレポートをお届けします!今回は、総勉強会で見事、ストレスマネジメントファシリテーターMVP賞を受賞された
奥 富美子講師の講座「不安とストレスに悩まない7つの習慣」の様子をレポートいたします。

講座風景1明るめ

会場に入ると、リラックスできる空間で、既に講師と受講者のおしゃべりが始まっていました。

お菓子明るめオブジェ明るめ

「不安とストレスに悩まない7つの習慣」で学ぶこと

この講座では「不安とストレスに悩まない7つの習慣」を、講師独自の事例やエピソードを交えながら学びます。「7つの習慣」は、誰でもちょっとした心がけでできる簡単なものです。
簡単だからこそ、疎かにしてしまいがちなものかもしれません。この習慣のどれか1つだけでも意識して始めてみると、ストレスからの解放が、意外と簡単にできてしまうかもしれませんね。
「あ、こんなことでいいんだ」。
講座に参加すれば、こうした気付きが7つ、もしくはそれ以上、得られるはずです。

~思いやりと配慮にみちた工夫、そこに居るだけで、ストレスが緩む会場での講座~

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総勉強会で「付箋の魔術師」と紹介されていた奥講師。
まさにそのとおり、殺風景になりがちな講座会場の演出も、奥講師ならではの工夫に満ちています。
会場に入ると、早速目に飛び込んでくるのが、壁に貼られたポストカードや関連図書、
そして「ご自由にどうぞ」と書かれたお菓子など。
リラックスして臨んでいいんだ…という雰囲気が伝わってくるので、初めての参加でも、
足を踏み入れた瞬間、緊張が緩みます。

五感で旅する私の好きなものマップ

五感で旅する私の好きなものマップ

【体験する】
「7つの習慣」の一つ「好きなことをする」のワークタイムがありました。
「五感で旅する私の好きなものマップ」にひたすら好きなことを書き込んで、グループでシェアする時間です。
大人になって「好きなことだけ」を考える時間はなかなか少ないものです。
ワクワクが自分の中から湧いてくるのが分かります。
グループのシェアタイム、初対面同士で「好きなこと」だけを話すことは、単純に楽しい!
それだけで、幸せホルモンが会場中に満ち溢れるような時間でした。

【付箋に書く】
講座の最後、各自の 「ストレス解消法」を付箋にどんどん書いていき、模造紙に貼っていきます。
出来上がった、ピンクや緑、ブルー、黄色、カラフルな付箋だらけの模造紙。
これを見ているだけで、ストレスのことなど頭から消えるような感じさえしてきます。
講座終了後、模造紙を見ながら雑談に花を咲かせる受講生の皆さんがとても印象的でした。
初めて会った人同士なのに、いっしょに眺めるだけで仲が深まる。まさに、付箋の魔術です。

奥講師にインタビュー 「7つの習慣にまつわるエピソード」

奥講師

初参加でも、リラックスして楽しめた奥講師の講座。テキストから脱線するエピソードも交えながら、あっという間の2時間でした。
「明日からできるかも!」そんな前向きな気持ちで帰途につき、後日、奥講師に講座への想いを伺いました!


★昔の経験談から最近の話まで、奥講師の日常から拾ったエピソードがとても印象的でした。これは毎回、変えているのですか?
おおよそのものは用意していますが、当日の受講者の様子を見て変えています。

★「7つの習慣」の中で、ご自身で特に習慣づけていることはありますか?
「捨てる」・・・「やらねば」で縛られているとストレスになるので、「今日は、コレはやらない」と決めるようにしています。「区切る」・・・好きな香りのお茶は、よく飲みますね。

★参加者からの印象的な感想はありますか?
「身体を動かす」「区切る」の話の中で、電車では、みんな下を向いてスマホを見ているので、ときどきは顔を上げよう。外に出て空を見上げるのもいい」と話した後日、「桜ってスゴイですね。みんな上を向いています」とメールを頂きました。とても印象深かったので、ストレスチェックニュースにも書きました。→ 「社内を桜満開に」:ストレスチェックニュース

★今後の展望などを教えてください。
この講座を知れば楽になる人が多くいると思います。そんな人たちに、ぜひ、一度は学んでほしいと思っています。
学校関係、カルチャーセンター、子育て中のママ向けなどなど、関係の方と知り合うことから始めたいと思っています。

★ファシリテーターにはどんな人が向いていると思いますか?
・人や人の育成に興味がある人
・「自分が儲けたいから」ではなく、「人をサポートしたい。世の中を良くしたいから」と考えている人
・「頼まれ講師」で待つだけでなく、「自分で講座開催」の機会を切り拓いて実践できる人
・「不安とストレスに悩まない7つの習慣」を通して、「どんな人に幸せになってほしいか、こういう人に聴いてほしい」とのイメージが描けている人 など
・ 「ストレスに悩む人を減らしたい」という大きな目標を目指すための協会の和を大切にでき、先日の総勉強会のようにFTが集合した際に、ご一緒して違和感がない
・人間関係に上下をつけず、「人はみな対等」でかかわることができる人

参加者の声

この日の参加者は12名。参加した女性(Kさん・40代)に、講座の感想を伺ってみました!

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★講座を受講しようと思ったきっかけは? また、実際に受講して、全体的な感想をお聞かせください。

ストレスは「あることが前提」「回避できない」「気分転換以外にどうすることもできない」という印象でしたが、具体的に軽減する方法があると聞き、興味を持ちました。また、初対面の方たちとのワークも新鮮でした。

講義のあちこちに盛り込まれたエピソードで、講座内容が、より身近に感じられました。今日の内容を、実生活に反映させたいので、「7つの習慣」のうち、まずは「好きなもの」「やりたいこと」などを棚卸ししてみようと思います。

★受講生の雰囲気はどうでしたか。
皆さんとても真摯で、終始あたたかい雰囲気の講座でした。会場の雰囲気もよく、お菓子も用意されていたのもとてもアットホームで、話が弾むきっかけとなりました。

★どんな方にオススメだと思いますか?
さまざまなシーンで応用が利きそうです。中高生向けに、少し噛み砕いて開講すると、子どもたちの視野が広がる気がします。保護者向けでもいいと思いますし、「学校」とは相性がよさそうです。

「不安とストレスに悩まない7つの習慣」

20160405発注チラシ中表紙

当協会が提供する講座の中でも、入門編であり、開催数が最も多い講座が「不安とストレスに悩まない7つの習慣」です。

代表理事・武神が産業医として、企業のメンタルケアに関わる中で、過酷な状況でも不調にならない人に聞き取りした「ストレスで悩まないための秘訣」から見つけた「7つの習慣」を、誰にでも分かりやすく、コンパクトにまとめたものが、この講座です。
いわば、協会の理念、エッセンスが凝縮された協会の代表的な講座の一つとも言えます。

■ 講座案内はこちら → https://jsca.co.jp/seminars#一般向けセミナーのご案内
■ 全国の開催情報はこちら → https://jsca.co.jp/semi

第一回日本ストレスチェック協会総勉強会 レポート

2017-03-16

2015年の設立以来、日本ストレスチェック協会の活動は、その理念「みんなの笑顔、みんなの幸せの実現。不安とストレスで悩まない、落ち込まない技術を広めよう」のとおり、協会公認ストレスマネジメントファシリテーター(SMFT)を中心に、全国に広がっていきました。

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3月4日(土)、協会ゆかりの土地、お茶ノ水でおこなわれた総勉強会には、全国から集まったSMFT、一般聴講者も含めて、総勢50人が参加し、熱気と笑顔で溢れた一日となりました。

武神代表理事の挨拶、基調講演「心に響く講座を目指して」をはじめ、数々の講演、講座、そして表彰式の様子を、協会事務局員がレポートします!


基調講演「心に響く講座を目指して」武神健之代表理事

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FTの皆さんが口を揃えて言っていた言葉があります。「まるで同窓会みたい」「武神先生のお人柄があってこそ」。

そんな言葉を裏付けるような、武神代表の挨拶と基調講演から1日が始まりました。
産業医としてどんなに活躍してもメンタル不調者が減らない!というジレンマを抱えていた武神代表は、様々な出会いの中で、『不安とストレスで悩まない7つの習慣』の原型を作ります。それを広めるために開講した東京0期。お茶ノ水の古いビルの一室で開催した講座が、今日の協会の原点なのです。

そのときの受講者の中には、「私が伝えても大丈夫でしょうか…」と自信が持てない人がいましたが、代表はこんな言葉をかけました。「人には、それぞれ言葉がある。その人が持っている得意分野や人脈の中で、この講座を伝えてほしい」。

今では、『7つの習慣』は働く人のみならず、子育て中の母親や学生向けにも開催される人気講座になっています。その理由が、この一言に詰まっているといえるでしょう。

FT全員が目指す“心に響く講座”とは、決して講師の自己満足にとどまるものではありません。受講者が主体性を持ち、自分で気づきを得られる講座なのです。そのためにワークや伝わりやすい言葉を使い、本人の発言を促す。
受講生の「不」を解消する講座は、FTのこうした工夫から生まれていくようです。

招待講演「否定という壁への挑戦」栗城史多 氏

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当協会のFTは、協会の理念「みんなの笑顔、みんなの幸せの実現。不安とストレスで悩まない、落ち込まない技術を広めよう。」を広めるべく全国で活動しています。しかし、まだまだメンタルヘルスに関する偏見、不理解、誤解などの否定的環境にさらされることもあります。まさに「否定という壁」に挑戦し続ける栗城史多さんから、FTへの応援がこもったメッセージが伝えられました。

栗城氏は大学在学中に登山を始め、6大陸の最高峰、そして世界最高峰エベレストを、気象条件の厳しい季節に単独無酸素で見事登頂を果たします。その経歴は、一見華々しくも見えますが、道のりは、まさに「壁」の連続なのだそうです。

「壁」とは、自然の脅威や、凍傷で指を失ったことではありません。決意した挑戦を、誰からも応援されず、「どうせ無理だろう」と否定されたことが、最も険しい壁であったと言います。
ただひとり 「おまえを信じているよ。」 と背中を押してくれた父の一言が支えとなり、誰もが無謀と思う挑戦を成功させたのです。

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夢や目標を持つ人を信じて、応援すること、されることの力強さを身をもって伝える栗城氏です。現在は、山に挑む姿を自らネット中継し、世の中から「否定という壁」を取り払う活動をライフワークにしています。

極度の低酸素のため、一歩進むごと深呼吸を何度も繰り返さねばならないほど過酷なエベレスト登頂への再挑戦への決意に、FT全員で大きな拍手を送り、挑戦への成功を祈りました。

2017-03-16

栗城さんの公式ページはこちら→ http://www.kurikiyama.jp/
栗城さんから協会にメッセージをいただきました→ https://youtu.be/3o6zhQ7jqc0?t=10

特別講演~新井理事~「大人の発達障害との向き合い方~会社での新しい処方箋~」

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社会を創った偉人の中には、実は発達障害のあった人も多いことは有名です。例えば、エジソンやアインシュタイン、坂本龍馬、そしてスティーブ・ジョブズもその特性があったと言われています。

発達障害と一言でいっても、こだわりが強い、気が短いなど、特性は人それぞれで、即断即決の気質や、完璧さへのこだわりなどが、偉人の多くにも見られる点です。

実は人口の6%ほどが、発達障害者だとも言われています。成人後にメンタル不調や生きづらさを訴える中で、発達障害が診断されるケースもあり、彼らと共に生きる上で、理解と手助けこそが重要だと、新井理事は訴えていました。

自身も複数のタイプがミックスされた発達障害傾向があることをオープンにし、自身のエピソードを踏まえながら「特性を否定せず、どのような助けが必要かを見極め、生きられる道を共に考えるサポート」さえあれば、彼らはストレスに潰されることなく仕事を続けることができるのだという具体的な事例を、企業の取り組みから学ぶことができました。

そうした環境づくりのためにも、当協会FTの果たす役割は非常に大きいことを、改めて学んだ講演となりました。



全国から集まったFTの交流も見られました!

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初めての総勉強会となり、久々に顔を合わせたFT同士が和やかに談笑する場面がたくさん見られました。同期仲間の皆さんは口々に「同窓会みたいです!」と嬉しそうな笑顔をカメラに向けてくれました。
また、総勉強会後には懇親会が開かれました。こうした場での交流が、今後の活動のエネルギーになりそうな予感です!



FTによるFTのための講座のコツ講座(1・2)

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第1部は今回MVPを受賞した「付箋の魔術師(?)」こと、奥 富美子さんによる「ふせん活用法~“楽しく学ぶ“を追求して~」。マジック、クレヨン、マスキングテープ、模造紙、そしてスマホアプリも連動して、目で見て、そして体を使って受講者が楽しめる工夫を伝授してくれました。

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第2部では、今期、開催数が最多だった川原和代さんによる「よくある事例に基づいた研修づくり~受講して良かったと感じてもらうために~」。熱心な勉強と、講座担当者との打ち合わせから見えてくる「何が求められるのか」を追究し、講師自身が楽しむことの大切さも教えてくれました。

第1回総勉強会を振り返って~武神代表より~

「いろいろな角度の考え方、そしていろいろな状況の人がいるということが、すごく分かった一日でした。こうしたことは、私が産業医の仕事だけをしているだけでは、なかなか分からないことばかりです。皆さんが学んだ以上に、僕自身も学ばせてもらいました。

なかなかこうした温かい雰囲気の勉強会はないと思います。これからも、こうした雰囲気を維持していきたいと思っています。今日は一日、ありがとうございました!」


次回の総勉強会の開催時期や場所については、協会ホームページで告知をします!

また、入門講座の受講体験レポートなども掲載予定です。
まずは今回のMVP受賞者、奥 富美子さんの「「不安とストレスに悩まない7つの習慣」をレポートいたします。どうぞお楽しみに!

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