日本ストレスチェック協会 FTオンライン勉強会 レポート

緊急事態宣言の延長に伴い、第4回ストレスチェック協会総勉強会は中止となりましたが、3月13日(土)ファシリテーター(FT)による「オンライン勉強会」を開催いたしました!

全国からたくさんのFTに参加をいただき、コロナ禍ですっかり身近になったオンライン学習の素晴らしさを改めて実感できる機会となりました。

個性豊かなファシリテーターが揃う、日本ストレスチェック協会。
今回は2名の方に、それぞれの専門分野や日頃の経験に基づき発表をしていただきました。

お二人の発表の内容を紹介させていただきます。

協会FT講演① 川原和代FT
「日頃のカウンセリングを通して感じていること」

「どんな時に不安を感じますか?」「緊張や不安を感じている時、自分にどんな言葉をかけますか?」

FT同士のグループワークから始まった講義では、TA・交流分析による効果的な手法も交えつつ、川原FTご自身の体験やカウンセリングでのご経験も踏まえながらお話いただきました。

コロナ禍でストレスを抱える方が増える中、まずは「自分にぴったりの言葉を見つけ、自分自身に声をかけること」、その上で相手にも「自分で自分を認めることの大切さ」に気づいてもらうように声をかけていくこと。

効果的な自我状態を作ることの大切さについても考えるきっかけをいただきました。

川原和代さんのプロフィールはこちらです。

協会FT講演② 浅賀桃子FT
「自己肯定感が低かった私が、協会のエッセンスを活かした“オンリーワン”ビジネスを見つけるまで」

会社立ち上げとほぼ同じ時期に協会の活動に出会い、ファシリテーター0期生として活躍を続ける浅賀さん。大好きなスヌーピーとカウンセリングを掛け合わせ、自分にとってのオンリーワンを見つけたご自身の経験をお話いただきました。

「自分らしさをつきつめることが好きなことをすることに通じる」
「既存のもの同士でも、新しいものを掛け合わせると自分のオンリーワンが見つかる」

協会のコンテンツを取り入れながら、多くの人から親しまれるスヌーピーのように、カウンセリングをもっと身近なものにしていきたい。

浅賀さんが自分にとっての「オンリーワン」を見つけ、夢に向かって歩まれているお話を伺い、FTの皆様も自分自身の強み、個性について改めて考える有意義な時間となりました。

浅賀桃子さんのプロフィールはこちらです。

FTによるオンライン交流会も開催されました!

【参加した方からの感想】
いただいた感想の一部をご紹介いたします。

❒川原さんのお話を聴いて「いつもと違う」と思ったらそのままにしないで「声をかける」ことが重要。改めて思いました。「何となく気になる……」と思ったら「本人に聴いちゃおう」を行動しようと思います。
「職場という、いつも同じ顔ぶれが集まるところがある」から気づいてくれる人がいますが、リモートワークが増えた今、お互いを気遣う機会が減っていると思います。「職場の仲間同士、お互いを気にかけようね」を、どのような方法でやっていくのか、職場の仕組みに入れていく必要があるなと思いました。(Oさん)

❒川原さんのお話では2つの事例から、“いつもと違う”状態に気づき、どのように声をかけ(気づかせ)てあげられるか。危機管理上、協会の(みる・きく)のスキルは有効で、相手を思いやる精神(~かもしれない)マインドでみる、声かけできる(特に訊く)ひとを一人でも多く作っていくことが重要だと改めて感じました。(Hさん)

❒浅賀さんのお話では、肯定感の低いと感じていた”自分“から協会のセルフケアの“好きなことをする”を明確に、関係性で承認していく過程でやがて強み(尖り)となり、それを“看板”にすることで結果、個から組織へと、また更に成長していくさま、実像をみることができました。素晴らしいです。(Tさん)

❒浅賀さんの講座では、他人にはマネできない何か看板となるもの(尖り)があると良い事を改めて学びました。自分自身で考えると、何か?と思ってしまいますが、仕事で言うと上手く働く事が出来なかった方をスムーズに働ける支援をしていくことかなぁ?と振り返ってみて思いました。こういう支援をしていると楽しいし、自分自身もキラキラ輝けている気がするので・・自分自身を振り返る良い機会になりました。(Mさん)

❒交流会もその一つで、その場で出会う人同士の会話を聞き笑顔を見て私自身が楽しくなる、そういう場を作ることが好きなのだということ。
気付くこと、声かけすることの大切さを含め、プログラムを改めて企業に向けてお伝えしていく努力をしようと思いました。
ストレスチェック協会の、基本のプログラムから大きく拡がってファシリテーターそれぞれが自分のフィールドで様々活用されていることを、参加されている方々の笑顔を観ながら感じることができました。(Hさん)

❒浅賀さんから戴いたヒントでオンリーワン・掛け算で特徴を出していきたいと思いました、シニア向け生き生きライフプラン提案で、わたくしの人生経験(失敗も含め)や多趣味な取り組みなどを組み合わせ工夫を重ね、幸せ提案ができればと思い、取り組んでいきたいと思っています。(Mさん)

❒リモートであっても、みなさまと繋がり、考え、話し合って深め合うということの魅力を感じることができる1日でした。自分自身をエンパワーすることができた、得難い機会をいただいたことに感謝しています。(Nさん)

❒貴重な交流会で様々な現場で課題解決へ向けての行動や考え方なども聞けて話せて、本当にありがたい場だな、と感じました。(Sさん)

❒リアルの空気感も好きですが、がっつり口元が見えて笑顔がわかるオンラインの良さも好きになりつつあります。オープンセミナーをしばらく開催していないので、実際にオンラインでセミナーをされているFTの方のお話は大変勉強になります。(Hさん)

❒オンラインも違和感なくできるようになり、リアルよりオンラインをという声と、やはりリアルをという声が混在する中で、遠くて会えない人たちに、瞬時に顔を見て話ができる。やっぱり凄いですね。また、次回の企画を楽しみにしています。(Kさん)

❒自分の頭の中で考えること、創出することには限りがありますが、違うフィールドで頑張っていらっしゃる方からいただく言葉の中から、たくさんのヒントを得ることができました。ありがとうございました。(Nさん)


Zoom勉強会で発表していただいた各FTによる講演は
1人でも多くの方に聞いていただきたい内容です。
当協会ファシリテーターによる企業研修、講演会は随時受け付けております!

「世の中から、ストレスや不安で悩む人をなくす」を理念に、現在約120名のファシリテーターが全国で活動しています。

お問い合わせはこちらからどうぞ!

日本ストレスチェック協会では毎年、総勉強会を開催しています。

場所等の詳細は順次、協会HP、武神のメルマガ等でお知らせいたします。

来年にはコロナウイルスも収束し、皆様と会場でお会いできることを願って準備を進めてまいります!

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