第一回日本ストレスチェック協会総勉強会 レポート

2017-03-16

2015年の設立以来、日本ストレスチェック協会の活動は、その理念「みんなの笑顔、みんなの幸せの実現。不安とストレスで悩まない、落ち込まない技術を広めよう」のとおり、協会公認ストレスマネジメントファシリテーター(SMFT)を中心に、全国に広がっていきました。

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3月4日(土)、協会ゆかりの土地、お茶ノ水でおこなわれた総勉強会には、全国から集まったSMFT、一般聴講者も含めて、総勢50人が参加し、熱気と笑顔で溢れた一日となりました。

武神代表理事の挨拶、基調講演「心に響く講座を目指して」をはじめ、数々の講演、講座、そして表彰式の様子を、協会事務局員がレポートします!


基調講演「心に響く講座を目指して」武神健之代表理事

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FTの皆さんが口を揃えて言っていた言葉があります。「まるで同窓会みたい」「武神先生のお人柄があってこそ」。

そんな言葉を裏付けるような、武神代表の挨拶と基調講演から1日が始まりました。
産業医としてどんなに活躍してもメンタル不調者が減らない!というジレンマを抱えていた武神代表は、様々な出会いの中で、『不安とストレスで悩まない7つの習慣』の原型を作ります。それを広めるために開講した東京0期。お茶ノ水の古いビルの一室で開催した講座が、今日の協会の原点なのです。

そのときの受講者の中には、「私が伝えても大丈夫でしょうか…」と自信が持てない人がいましたが、代表はこんな言葉をかけました。「人には、それぞれ言葉がある。その人が持っている得意分野や人脈の中で、この講座を伝えてほしい」。

今では、『7つの習慣』は働く人のみならず、子育て中の母親や学生向けにも開催される人気講座になっています。その理由が、この一言に詰まっているといえるでしょう。

FT全員が目指す“心に響く講座”とは、決して講師の自己満足にとどまるものではありません。受講者が主体性を持ち、自分で気づきを得られる講座なのです。そのためにワークや伝わりやすい言葉を使い、本人の発言を促す。
受講生の「不」を解消する講座は、FTのこうした工夫から生まれていくようです。

招待講演「否定という壁への挑戦」栗城史多 氏

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当協会のFTは、協会の理念「みんなの笑顔、みんなの幸せの実現。不安とストレスで悩まない、落ち込まない技術を広めよう。」を広めるべく全国で活動しています。しかし、まだまだメンタルヘルスに関する偏見、不理解、誤解などの否定的環境にさらされることもあります。まさに「否定という壁」に挑戦し続ける栗城史多さんから、FTへの応援がこもったメッセージが伝えられました。

栗城氏は大学在学中に登山を始め、6大陸の最高峰、そして世界最高峰エベレストを、気象条件の厳しい季節に単独無酸素で見事登頂を果たします。その経歴は、一見華々しくも見えますが、道のりは、まさに「壁」の連続なのだそうです。

「壁」とは、自然の脅威や、凍傷で指を失ったことではありません。決意した挑戦を、誰からも応援されず、「どうせ無理だろう」と否定されたことが、最も険しい壁であったと言います。
ただひとり 「おまえを信じているよ。」 と背中を押してくれた父の一言が支えとなり、誰もが無謀と思う挑戦を成功させたのです。

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夢や目標を持つ人を信じて、応援すること、されることの力強さを身をもって伝える栗城氏です。現在は、山に挑む姿を自らネット中継し、世の中から「否定という壁」を取り払う活動をライフワークにしています。

極度の低酸素のため、一歩進むごと深呼吸を何度も繰り返さねばならないほど過酷なエベレスト登頂への再挑戦への決意に、FT全員で大きな拍手を送り、挑戦への成功を祈りました。

2017-03-16

栗城さんの公式ページはこちら→ http://www.kurikiyama.jp/
栗城さんから協会にメッセージをいただきました→ https://youtu.be/3o6zhQ7jqc0?t=10

特別講演~新井理事~「大人の発達障害との向き合い方~会社での新しい処方箋~」

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社会を創った偉人の中には、実は発達障害のあった人も多いことは有名です。例えば、エジソンやアインシュタイン、坂本龍馬、そしてスティーブ・ジョブズもその特性があったと言われています。

発達障害と一言でいっても、こだわりが強い、気が短いなど、特性は人それぞれで、即断即決の気質や、完璧さへのこだわりなどが、偉人の多くにも見られる点です。

実は人口の6%ほどが、発達障害者だとも言われています。成人後にメンタル不調や生きづらさを訴える中で、発達障害が診断されるケースもあり、彼らと共に生きる上で、理解と手助けこそが重要だと、新井理事は訴えていました。

自身も複数のタイプがミックスされた発達障害傾向があることをオープンにし、自身のエピソードを踏まえながら「特性を否定せず、どのような助けが必要かを見極め、生きられる道を共に考えるサポート」さえあれば、彼らはストレスに潰されることなく仕事を続けることができるのだという具体的な事例を、企業の取り組みから学ぶことができました。

そうした環境づくりのためにも、当協会FTの果たす役割は非常に大きいことを、改めて学んだ講演となりました。



全国から集まったFTの交流も見られました!

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初めての総勉強会となり、久々に顔を合わせたFT同士が和やかに談笑する場面がたくさん見られました。同期仲間の皆さんは口々に「同窓会みたいです!」と嬉しそうな笑顔をカメラに向けてくれました。
また、総勉強会後には懇親会が開かれました。こうした場での交流が、今後の活動のエネルギーになりそうな予感です!



FTによるFTのための講座のコツ講座(1・2)

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第1部は今回MVPを受賞した「付箋の魔術師(?)」こと、奥 富美子さんによる「ふせん活用法~“楽しく学ぶ“を追求して~」。マジック、クレヨン、マスキングテープ、模造紙、そしてスマホアプリも連動して、目で見て、そして体を使って受講者が楽しめる工夫を伝授してくれました。

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第2部では、今期、開催数が最多だった川原和代さんによる「よくある事例に基づいた研修づくり~受講して良かったと感じてもらうために~」。熱心な勉強と、講座担当者との打ち合わせから見えてくる「何が求められるのか」を追究し、講師自身が楽しむことの大切さも教えてくれました。

第1回総勉強会を振り返って~武神代表より~

「いろいろな角度の考え方、そしていろいろな状況の人がいるということが、すごく分かった一日でした。こうしたことは、私が産業医の仕事だけをしているだけでは、なかなか分からないことばかりです。皆さんが学んだ以上に、僕自身も学ばせてもらいました。

なかなかこうした温かい雰囲気の勉強会はないと思います。これからも、こうした雰囲気を維持していきたいと思っています。今日は一日、ありがとうございました!」


次回の総勉強会の開催時期や場所については、協会ホームページで告知をします!

また、入門講座の受講体験レポートなども掲載予定です。
まずは今回のMVP受賞者、奥 富美子さんの「「不安とストレスに悩まない7つの習慣」をレポートいたします。どうぞお楽しみに!



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