いつもお読みくださり、どうもありがとうございます!
協会代表理事、産業医の武神です。
本日は、産業医としての投稿です。
【ストレスチェック制度開始後のメンタルヘルス対策】
に関して考えてみたいと思います。
お役に立てば嬉しいです。
ストレスチェック制度が始まると
世の中の人の「ストレス」に対する【認識】はどう変わるのか?
そんなことよりも
【自社の社員の】「ストレス」に対する認識はどう変わるのか?
ここにストレスチェック制度が開始した後の企業メンタルヘルス対策
の鍵があります。
体の健康に関して
成人病→生活習慣病→メタボ健診
などの呼び名や制度上の変化を通じて、体の健康は、
個人の責任 + 会社の責任(安全配慮義務)
と認識されるようになりました。
ストレスについてはどうなるのでしょう。。。
今後、全ての人が「ストレス」について年1回は考えることになります。
厚生労働省は、ストレスを以下3語で説明しています。
【ストレス要因、ストレス耐性、ストレス反応】
個人的に、これはアカデミックには当たっていますが、
実社会(ストリート)では、よくない解説ととらえています。
なぜなら、
【ストレス要因】という言葉を会社が出したとたんに、
「お前や!」とか
「部長の○○だ!」
などの言葉が聞こえそうですね(笑)。
ストレス=ネガティブとか、ストレス=会社のせいなどの
認識が先にできあがってしまうと、
従業員-会社関係で悲劇しか生みません。
日本ストレスチェック協会では、明るく、楽しく、前向きに、オープンに、
ストレスやメンタルヘルスをとりこめるような
講座を開催していきます。
そして、従業員と会社が、ストレスについて、
ネガティブでない、ニュートラル(中立)な観点から、
一緒に対策を取り込めるような
【共通のプラットフォーム、言語】
を構築することを広めたいと考えています。
現在、協会として様々な講義をしています。
2月6日の東京の講座は、会場満席になりましたので、受付終了。
2月10日夕方に大阪梅田にて講座を開催します。
懇親会もありますので、何でも聞いて下さい。
2月11日には、福岡で講座があります。
最後の講座は、2月18日東京です。
こちらはまだ席がありますので、ぜひ、お申込下さい。
http://jsca.co.jp/20150102kouzainfo.html/