良心を信じる

皆さん、こんにちは。
今年もあと3か月になりましたが、会社の学卒職員の採用に苦戦しており、週末の合同説明会などにも参加して母集団づくりに躍起になっています。

忙しさは相変わらずなのですが、そんな時だからこそ心がけておくとよい、心身のストレス解消法について考えてみたいと思います。

言い訳探し

忙しいと、どうしてもやらない理由に目を向けて自分を正当化していないでしょうか。
例えば、私にも、妊婦さんが、電車で座っている自分の目の前に立っていても、つい寝たふりしてしまうなど、疲れからか「本当は譲りたい」という気持ちを流してしまうことがあります。

こうなると、自分は間違っていないという言い訳探しに頭が回ります。その時間って、もったいないなくありませんか。何とか「自分は間違っていない」と思考を巡らせることになりますが、結果的にご自身の信条に納得が得られなく悶々とします。

ちょっとしたことは、やったほうがすっきり

例えば、先の妊婦さんの例なら、席を譲ってしまうという選択を自らしてしまえば、自分にいい訳をしなくて良いわけです。日ごろお仕事で疲れているのはよくわかるのですが、直感で思った「良心」に従うことにより、意外とストレスをためなくても済むことと思います。

日頃のストレスにプラスして、自分に言い訳を考えてストレスをためるという、二重のストレスを抱えるのであれば、迷わず行動に移してしまったほうが後者のストレスを作らなくて済むはずです。
どうしても忙しく疲れていると、このちょっとした「良心」にうそをついて、自分をかえってストレスの渦に追い込むことになります。

なにも、ご自身のすべての行動において「良心」に従うべき、という堅い話ではありません。

席を譲ってあげる、階段で重い荷物で困っている高齢者の方に声をかける。目の障害をお持ちの方が道に迷っている。他の人が、小さな困っていることで助けてあげられる場面は意外とあるはずです。そんな時「何かお困りですか?」と声をかけるだけでいいのです。

これで自分に嘘はつかないようになるし、自分もスッキリするはずです。

この行動が最近端々に話している「自己肯定感」を高める一助にもなるはず。あとにはストレスと真逆の高揚感が降ってくるはずです。

もちろん、わざわざ困っている人を探せということではありません。そういう場面に遭遇したら、是非ちょっとした親切を試してみてください。きっと疲れをとってくれる良薬になると思います。

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高﨑 陽介
横浜市内介護サービス事業者勤務人事担当
勤務特定社労士
http://blog.goo.ne.jp/fiveten46
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