鎌倉図書館

鎌倉図書館の件

「もうすぐ2学期学校が始まるのが死ぬほどつらい子は、図書館へいらっしゃい。マンガもライトノベルもあるよ。一日いても誰も何も言わないよ。9月から学校いくくらいなら死んじゃおうと思ったら逃げ場所に図書館を思い出してね」(ツイッター原文転載)
もうすでに、新聞やニュースで流れている話題で、教育現場の軽視ではないか?など議論を呼んだようですが、私個人の感想からから言うとありだと思います。

江戸時代の情報量

現代社会の情報量は江戸時代の人が一生かかって得るものを、一日で詰め込まれるということを聞いたことがあります。真偽は別にして、四十路の私が二十歳そこそこのころは、ネットもスマホももちろんパソコンもありませんでした。ゆえに、情報入手媒体や発信媒体の多様性はここ20年で飛躍的に伸びていることになります。

人の脳は処理できているか?!

さて、そこで人間の脳がそれに追いついているのでしょうか?毎日あふれるばかりの情報に囲まれ、ストレスを抱えている方も多いでしょうし、スマホのいじめなど子供のストレス状況も変わってきていると思います。

大人ができること

そんな訳で、家庭での躾、学校教育における子供たちのストレス耐性への
取り組みと、地域や今回の図書館のようなセーフティーネットを作っていくのが我々大人の責務ではないかと思うのです。
ゆとり世代の子たちは彼らが悪いのではなく、社会が彼らを作ったと思います。次世代の子供たちに何を託し、ストレスの少ない環境を新しい発想で考えてもらうためにも、今回の鎌倉図書館の議論は、一人一人が考えるよい機会になったとは思いませんか?

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高﨑 陽介
横浜市内介護サービス事業者勤務人事担当
勤務特定社労士
http://blog.goo.ne.jp/fiveten46
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