Step by Step

 お気楽産業医ママです。
 さて、前回、一歩一歩は小さいほうがいい、というお話と、想定内を大きく、というお話を書きました。

 ”さて、何のことやら”、ということになっちゃうと北千住のスナックのママ(私のことです)はちょっと悲しいわあ。というわけで、今回は、前回の話の続きを。

 一歩一歩を小さく、というのは、つまり、「仕事のタスクを小さく分ける」という意味です。何か大きなプロジェクトを任された、とか、そういうことはしばしあることで、でも、ここで心折れるパターンは、「終わりが見えない」という辛さ。これは、現代の日本の高齢化、介護にもつながる大きな問題と思いますが。

 それはさて置き、「タスクを分ける」ことは、「終わった感」「やった感」を自分で作ってしまう、ということ。ながーーーいプロジェクトの間、もちろん、そのプロジェクトの区切り区切りはあるでしょう。が、それだけではしんどい。

 まずは、本当に小さく、「あー、今日も無事遅刻しないで会社に来た」も、十分に自分を褒めてもいいことだと思います。そして、「今日はこのタスクが終わったら、楽しい漫画一冊読む!」とか、そういうのもいいですね〜。

 タスクを分ける、つまり、自分のやった感を出して、自分を褒める、これはすごく大事なことです。長い間、一本道をずーっと走るんじゃなくて、たまに道端の花を見て、ここで休憩、コーヒーブレイク!たった10分だけでもいいから、外に出て、リフレッシュ。そして、「自分頑張ってるよね」と褒める。

 結構、自分を褒めるって難しいことなんですよね、少なくとも私にとっては。必要以上に自分ってすごいぜ!と周りに言いまくると、嫌われますのでご注意を。

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お気楽産業医ママ
野尻紀代美 
(有)ウエストフィールド・コンサルティング代表
https://www.facebook.com/westfield.consulting.Inc/
産業医、労働衛生コンサルタント、内科医(呼吸器内科)
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