アファメーション

 皆さんのこんにちは。実は先週末は33年ぶりに小学校の同窓会を開催しました。小学校1年生の時に新米で入ってきた先生が還暦という事で、「これはやらねば」という事で開催。小学校6年で生徒会長なんかをやっていたものですから司会の大役を仰せつかり、何とか大役をこなした疲れか、今週は風邪の一週間でした。夏風邪がはやりだす季節です。皆さんもご自愛ください。

 さて、今週は幾度となく私がこだわってきた「言葉」についてまた新たに皆さんにご紹介したいと思います。一時期流行った「自己啓発セミナー」でも紹介され、なにか似非科学的なものとしてとらえられている「アファメーション」について、少し感じることを書いてみたいと思います。

セミナー中毒

 自分に自信がない方が「自己啓発セミナー中毒」になり、あちこちで同じ顔を見るという事を聞いたことがあります。多分ご自身の不安やストレスが解消されないから、次々とセミナー参加をするのだと思います。
 私にもその気持ちが全く分からない訳ではないのですが、不安やストレスを解消するには「ツール」の大切さより「ツール」をいかに使うのかが大切で、せっかく学んだものもその場の高揚感だけで長続きさせないのは、まったくもって“もったいない”。その意味ではダイエットに似ているのかもしれません。

少しずつ改善

 そこで、少しずつできることから始めてみませんか。今回は誤解されている節もありますが、少しずつ自分の気持ちを前に向けてくれる「アファメーション」という方法をご紹介します。
 前置きが長くなりましたが、言葉には魂があって言霊がある、というようなことを以前お話ししたことがあります。これを海外でも同じようなことを考えている方はいて「肯定的な言葉、暗示、呪文」のことを「アファメーション」といいます。呪文・暗示というと一挙にスピリチュアルで怪しく聞こえるかもしれませんが、例えば「催眠」というとマジックの様に言われて日本ではなじみがありませんが、一説には暗示が根付かなかったのは精神科医のフロイトが暗示をかけるのが下手で、催眠に良いイメージを伝えてこなかった。しかし、海外ではその他の研究者が、その後も研究をしており、立派な医療行為として認められています。一方、日本には「あのフロイトが・・・」というわけで根付かなかったとも言われています。

 さて、「アファメーション」に話を戻しますが、自分に肯定的な言葉を一日に数回でかまわないので、自分に言い聞かせることを毎日続けていると、脳がそれを受け入れて肯定的な自分に書き換えてくれるというわけです。
 いかがでしょう?はじめは朝起きたとき、寝る前に静かな時、「今日はいいことありそう」「今日も一日頑張ったわたしって偉い」と言葉のシャワーを浴びせて続けだけでも良いかもしれません。前向きになってきたと感じたら今度はなりたい自分を唱え続けてもよいかもしれません。利点は無料です。たった1~2分同じ言葉を唱えるだけです。試してみる価値がありそうだと思いませんか。
 ちなみに、私も「毎週1本はニュースを書くぞ」と言い聞かせました。絶対ではありませんが、試してみてしてはいかがでしょう。また、今書いた通りこの一年間に一週間1本をはどうやら達成できたようです。そのおかげで、読者の皆さんと協会が私のつたない私の文章を、温かく見守っていただけたのだと感謝し、喜びに満ちています。
 いかがでしょう?将来のゴールを今唱えてその気になっていく自分を感じてみませんか。私は、これからまた何か新たな目標を念じてこのニュースソースに投稿できたらと思います。ひとまず1年お読みいただきありがとうございました。

————————————————-
高﨑 陽介
横浜市内介護サービス事業者勤務人事担当
勤務特定社労士
http://blog.goo.ne.jp/fiveten46
————————————————-