私、失敗しません、、、なんて言えません

お気楽産業医ママ、のはずなのに!
この二カ月、なんでだか、がむしゃらに忙しかった、まあ、そういう時もありますよね。

人に偉そうなこと言っておいて、かくいう私は、全くもってクオリティの自己管理ができない女なので、、
もっと言えば、ブレーキが壊れてる車のような人で、突っ込んだら一直線!って人なので、
私の自己管理法は、とてもシンプルです。 働く時間を決めることです。

息子7歳とどっこいのレベルの話で恐縮ですが、 テレビは1時間!ゲームは一回30分!というレベルで、
産業医の仕事は、長くても1日6時間まで。

時間を決めて、休憩もしっかりとって、甘いもの食べて、ってやらないと、
私の場合ですが・・・、

あー脳みそづかれだー!腰いたーい!肩凝った。。と、なってしまいます。

同じ体勢を取り続けるのもよくないですし。

で、しっかり働いた後は、水泳、とか、サウナ、とかでリフレッシュ、と決めています。

時間を区切り、休憩の時はなるべく外に出て深呼吸、と言う、環境を区切る、
甘いものを食べたりして、味覚とか臭覚とかの、感覚を区切る、

軽くジャンプを何回か行って、体勢をリセットして、リラックス。

私にとっては、欠かせないことなのです。
気持ちを切り替えるのは難しいけど、これならみなさんもできそうでしょうか?

一瞬、バタバタとしてた流れを断つことができます。おススメです。

区切る、ことの大切さって、実際に外に出て深呼吸しないと分からなくて、

うわぁ、肩凝ってた。とか、息詰めてたーとか、その時にようやく、気がついたりします。

コミュニケーションが必要でない状況って、時に仕事だと少ないと思うのですが、
私は、仕事でも、プライベートでも、、、
私失敗しません!なんて言えない。

臨床医の時も一緒です、失敗しません!って言い切るって、まあ、フィクションだけど、
想定外のことに関してのリスクマネジメントが足りない、と、思います。

なんか全部ドラマで例えちゃって恐縮ですが、

もし、解剖学的に一般の方と臓器の場所が違う、とか。。今の医療ではまず考えられないけれど、、、
そういうことを想定して、術前検査をがっつりやっておく。
もし血が止まらなかったら!を想定して、準備をしておく。
もし停電になったら、を想定して、バッテリーを用意しておく。

手術において、それは当然で、
人生においても、失敗、というと言葉は悪いかも、ですが、

好ましくない事態を想定しておき、備えておく、ということは、すごく大事です。

だって、備えておけば、事前準備ができる。
事前準備ができておけば、あとはやるだけ。

粛々と物事をすすめれば良くて、
一個一個、例え辛いことであっても、片付けていく時に、

よし、これ終わった!私偉い!と、

めっちゃ自分を褒めて動きます。
凹んでしまって、動けなくなっちゃうのが、一番嫌だから。

なので、私は言おうと思います。

私、失敗するかもですが、全力で挽回します!
そのために準備します!と。

そして、だらだらと働きません。

いつでも全力で仕事にもプライベートにも臨めるように!

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野尻紀代美 産業医(労働衛生コンサルタント)
認定内科医

有限会社ウエストフィールド・コンサルティング
代表取締役
https://www.facebook.com/westfield.consulting.Inc/

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