「でもね」と「なるほど!」

お気楽産業医ママです。

梅雨、嫌な季節になっちゃいましたね〜。洗濯物は乾かないし、傘を持ち歩かないといけなくて、荷物だらけになっちゃいますし。ところで、この梅雨の季節だけでないけれど、気持ちがいい!と思ったことがあったので、ちょっとお話を。

私が住んでいるマンションは、住民が少ないのですが、とてもいいな、と思うところの一つが、コミュニケーション。賃貸マンションですが、皆さんすごく素敵で、会うと、「こんにちは!」とご挨拶から始まります。
息子にも言い聞かせているのですが、挨拶って大事ですよね、結構相手の人となりもわかったりするし。
コミュニケーション、プライベートでは、私は実は苦手なんですが、それはどうしてか、というと、「余計なことを言うと、場から浮いてしまうのではないか」「人を傷つけることを言っていないか」とか、結構オロオロしてしまうのです。

コミュニケーションが大事な、カウンセリングとかをやっているのに、それでもプライベートではやっぱりオロオロしちゃう。でも、お気楽ママ産業医の私も、息子もいますし、そうばかりも言っていられない。自分の心の窓を開ければ、面白い出会いがあるかもしれない。やっぱり、どうしても自分と合わないなあ、という方に対しても、不快感を与えない程度に付き合っていればいいんだ、ということに、最近ようやく慣れてきました。

で、簡単なコミュニケーションの極意、なのですが、
意外に簡単だけれど、口癖になっている方を結構見かけるのは、「でもね」という言葉から会話に入る人。
それは、いきなり「否定されている」気持ちになってしまいます。

「でもね」を、「そうだね」「そうねえ」「なるほど〜」とかに変えるだけでも、ずいぶんと相手の方の気持ちを引き出すことができます。仕事でも使えますよ!家族関係も、ずいぶんよくなります。否定形から入られるよりも、まずは相手の意見を取り入れて。コミュニケーションで、上司と部下、という関係になったら、もう少しやることがありますが、まずは、「なるほど!」取り入れてみませんか?

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お気楽産業医ママ
野尻紀代美 
(有)ウエストフィールド・コンサルティング代表
https://www.facebook.com/westfield.consulting.Inc/
産業医、労働衛生コンサルタント、内科医(呼吸器内科)
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