57項目の質問の結果は、3通りの評価(利用)方法があります。
- 個人のストレスプロフィール・・・レーダーチャートなどで出力し、視覚的にわかりやすくする。すでに確立されたものがありますね。
- 高ストレス者を評価する何らかの基準や方法・・・面接対象者となる人達の選別方法。おそらく厚生労働省がいずれ示してくれるでしょう。
- 仕事のストレス判定図(集団分析結果)・・・これもすでに確立されたものがありますね。
以上より、個人および手段へのアプローチを行う。
【個人的見解】
もうしばらく待てば、すべてのやり方を厚生労働省が示してくれるでしょう。
その結果、ストレスチェック制度の「最低限」レベルが明らかになります。EAP企業ごとのバラバラの質問というものは減る可能性が高く、安心ですね。
一方、EAP企業による違いがなく、「どこの会社も特色のない、差別化のしづらい」ものとなると感じます。
【関連リンク】
ストレスチェック項目等に関する専門検討会 第2回の主な意見等
http://jsca.co.jp/?p=684
ストレスチェック結果の評価に関する考え方の整理
http://jsca.co.jp/?p=687
ストレスチェック項目等に関する専門検討会 中間とりまとめ(案)
http://jsca.co.jp/?p=692
一般健診の問診とストレスチェックとの関係について
http://jsca.co.jp/?p=695