心配しても仕方がない心配事

先日、とある試験の結果通知を受け取りました。
自分で選んでやっていることなので、「知ること、覚えること」を楽しみながら学んでいます。(「自己決定」でモチベーションアップ!参照

さて、これで一つ懸案事項が解消されました。
懸案事項の中でも、「考えたって、悩んだって、気にしたって、どうしようもない懸案事項」です。

-心配事は分けると大きく2つ

人にとって、不安なことや心配なこと、ずっと頭の中に残って気になることなど、たくさんあるでしょう。

ただ、その中でも、大きく2つにわけて、「考えてどうにか対処できること」、「自分の力が及ばないこと」があると言えます。

前者は、それが重要なことであれば、頑張って対処した方がいいでしょう。
重要でなければ放っておいてもいいですが、余裕があれば対処した方がいいですね。

そして、後者が厄介者。
これは、悩み事や心配事の多くを占めるかもしれませんね。

つまり、「考えたって、悩んだって、自分の力ではどうにもならないこと」なので、本来は、そもそも心配するエネルギー自体がもったいないともいえます。

たとえば、今回のように、「試験を受けた結果を待つ」状態。
「受かってるかな…。」とか「落ちたらどうしよう…。」と考えるのは自然な状態ではありますが、そもそも、これを考えても結果が変わるわけではないのですよね。
それであれば、そこで神経をすり減らすことはもったいないことなのかもしれません。

このようなことって多くないでしょうか!?

たとえば身近な小さな例を挙げると…、
私はいわゆる「雨オトコ」なので、よく天気の心配をしています。家族や友人からも、「いつも天気の心配をしているよね。」とよく言われるほど。
大事な予定や楽しみなイベント事で、雨がよく降る(気がする)ので、いつも週間天気予報とにらめっこ。雨マークが付いたり消えたりすると、結構精神的に疲れます。

天気は前述した「考えたって、悩んだって、自分の力ではどうにもならないこと」なので、心配するエネルギーがもったいないもののひとつですね。
心配しても、念力を送っても天気を変えられるわけではないので、雨が降りそうなら、娘とテルテル坊主を作って楽しむという方向に転換します。

-書き出して整理してみましょう

さて、私は、このような仕組みを知っていても、大小様々なことによく悩んだり、考え込んだり、心配したりしてしまいます。
ただ、心配のレベルを抑える役には立っているのは事実です。不安なことが多ければ、書き出して整理してみると、「心配しても仕方がない心配事」が多いことに気付けます。
すると、自分の力が及ばないことが多く占めていることがわかり、自分で対処できることに優先的に注力できるようになったりするものです。

みなさんも心配なこと、不安なことがあれば書き出して整理してみてはいかがでしょうか?

さて、私は心配事が一つ解消された今、まだ2~3個の心配事が。
はい、自分の力が及ばないことばかりです…。

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宮﨑 貴幸
社労士オフィスみやざき 代表(http://www.som-net.com
特定社会保険労務士、産業カウンセラー
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