日本ストレスチェック協会の無料ストレスチェックテストプログラム

2015年12月に始まるストレスチェック制度に関して、企業には、社員たちのために、そして企業自身のために、しっかりと取り組んでいただきたいと考えています。費用対効果を考えると、費用はかからないに越したことはありません。

日本ストレスチェック協会では、企業も個人も誰もが、安心して、簡単に、無料で使えるストレスチェックテストシステム“ココシルル”(“ココロ”を“知る”ための“ツール”)を現在開発中です。

ココシルルの内容は?


厚生労働省が、ストレスチェック制度開始までに、日本語と英語に対応した無料版のストレスチェックテストプログラムを公表することとなっています。集団分析にも対応予定ですが、紙(マークシート)には対応しておりません。
日本ストレスチェック協会では、無料版のストレスチェックテストプログラムも英語、日本語対応、集団分析にも対応予定です。そして、紙(マークシート)にも対応する予定です。会社で印刷して配布し実施、ホームスキャナーでPCに取り込み、活用します。健康診断を実施している医療機関におすすめのプログラムであり、発表は厚生労働省の発表後1-2ヶ月の予定です。

自社内で面接指導対応可能な産業医がいる企業は、上記どちらかの無料プログラムを利用すれば、充分にストレスチェック制度に対応可能と考えます。

この日本ストレスチェック協会が開発途中のシステムは、産業保健のプロフェショナル(産業医、特定社会保険労務士、保健師、看護師、産業カウンセラー等々)たちが、自分たちのクライエントに対し、
「こんなストレスチェックツールがあったらいいな、便利だな。」
「人事の人もラクできるだろうな。」
「産業医自身にもあつかいやすいだろうな。」
「社員のプライバシー管理もバッチリだろうな。」
と、考えるものをすべて盛り込んだ内容を目指しています。

日本ストレスチェック協会の秋の活動予定


ストレスチェック制度の開始、システムの利用に先立って、ストレスチェック制度の実施に携わる方々に、現役の産業医、特定社会保険労務士、産業カウンセラー、保健師による実践的なノウハウ、メソッドを提供できるよう、秋には書籍が出版される予定です。現場レベルの実践的ストレスチェック制度対策として、活用可能な内容です。

働く人の52%がストレスや不安を抱え、うつ病患者は年間100万人を超えますが、世の中には、不安やストレスに上手に対処している人たちもたくさんいます。不安やストレスは、ちょっとしたことを知っているだけで、対処できます。それは、学校や会社では教わらないけれど、すべての人が知っているといい知識で、知りさえすれば簡単に身につけられる技術です。技術を繰り返すことで誰もが習慣化できます。
みんなの笑顔、みんなの幸せのために、この不安とストレスに悩まない落ち込まない技術を広めたいという思いが、日本ストレスチェック協会の理念です。

「皆の笑顔、皆の幸せの実現。不安とストレスで悩まない、落ち込まない技術を広めよう。」

ぜひ、あなたも一緒にこの技術を広めませんか?

文責:武神 健之
一般社団法人ストレスチェック協会 代表理事
医師、医学博士、日本医師会認定産業医