パニック、群衆雪崩と想定内
皆さんこんにちは、先週の日曜は娘の入園式でした。もうすぐ4歳早いなぁと感慨もひとしおの中の入園式でした。また、タイから来ていたお義母さんも、週明けに成田までお見送り、今が夏のバンコクへ帰っていきました。
さて、そんななか昨夜少し揺れたなと思って寝たら、熊本の大地震の影響とのことを知りました。今日はさらに強い地震があり死傷者も増えている状況で、阿蘇山も近いですからお近くの方はお気を付けください。
パニック
今回の地震では夕飯後の9時過ぎというのもあってか、家の倒壊などを恐れて車に避難している方も多いとお聞きしています。しかし、比較的、大きなパニックにも見舞われず、整然と避難されている印象が見て取れます。一方、東日本大震災は津波がありましたから、町中がパニックになっているという印象でした。阪神淡路大震災は明け方という事もあり、やはり町がパニックになっているような報道を耳にしたのを覚えています。
群衆雪崩
話は変わりますが「2001年7月に明石市の海岸で行われた花火大会で、大変痛ましい大きな事故」が起きたのを覚えておられますでしょうか。歩道橋で将棋倒しになり、死傷者を出した事故です。
あの時もそうですが、何か(又は誰か)の真実か定かでない言動に、多くの群衆が引っ張られて大事故につながることを「群衆雪崩」というそうです。たまたまネットラジオでこの問題を取り上げていたので皆さんにもご紹介したいと思います。
「群衆雪崩」は非日常の場面で起こりますから、自分自身も平常心でない状況です。そこへ、人の奇声や間違った情報が流されている場合、盲目的に信じてしまいます。これが拡大し大惨事になってしまうのです。
とっさに、判断してしまうのは致し方ないのかもしれません。しかしながら、そういう問いだからこそ一呼吸おいて行動に移したいものです。
この様な傾向が誰にでも起こりうるという事を予め想定内として認知しておくことにより、何かとっさの時に、視覚・聴覚に入ってくる情報が本当に正しいのかを判断し次の行動に移りたいものです。
まだまだ、余震が続いており、家屋の倒壊や雪崩など防ぎようのないものもありますが、二次災害としての群衆雪崩のようなことがないようお祈りし、またお見舞い申し上げます。
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高﨑 陽介
横浜市内介護サービス事業者勤務人事担当
勤務特定社労士
http://blog.goo.ne.jp/fiveten46
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