皆さんこんにちは。連休も最終日、早起きして明日からに備えようと思います。多分、今週は人事担当の私にとっては一番忙しい時期となるでしょうから、少し仕事モードにシフトにするため、この記事を書いています。
さて先般、メンタルヘルスファシリテーターの講座を受けたことをお話ししましたが、合格しました!今後はストレスマネジメントファシリテーターとともに、組織や集団にメンタルヘルス不調者を出さないメンタルヘルスファシリテーターの2足の草鞋に、特定社会保険労務士の法律の知識をバックボーンとして皆さんのお役に立てればと思いますのでよろしくお願します。
さて、今日のお題は、「感謝」です。先日褒め方のお話を記事にしましたが、ニアイコールの「感謝について」お話をしていきたいと思います。感謝というとまず思い浮かぶのが「ありがとう」だと思います。英語では「サンキュー」、妻のタイでは「コップンクラップ(男性)コップンカー(女性)」と世界中にいろいろな感謝の言葉があります。
さて、ここで質問です。日本語の「ありがとう」の対義語は何でしょう。あまり考えたことがないと思います。私も同じ質問をされた時には、「すみません」や、「申し訳ありません」かと思っていました。
しかし、この答えは間違いです。ありがとうの対義語は「当たり前」です。これは「ありがとう」の語源を見ればわかりやすいのですが「ありがとう」は、「有り難し」が語源です。「日ごろあり得ないことがあったから」「ありがとう」となるわけです。ですから対義語は「当たり前」となるわけです。
有り難いことがありますか
いま、物的に豊かになり「有り難い」ことは少なくなっています。ですから、なにか感謝を述べるときも「すみません」などと言ってしまいがちですが「ありがとう」をぜひ使ってみてください。日ごろ「当たり前」のことが本当に「当たり前」なのか?実は多くの人に支えられて「有り難い」ことなのかもしれません。
「ありがとう」は言った人を元気にします。そして言われた方からまた感謝のありがとうが、やって来ます。私はこの連鎖が人間関係、コミュニケーションの原点と考えるのです。
「ありがとう」を見つけよう
しかしながら、この「ありがとう」がなかなか気恥ずかしく言えなかったり、そもそも見つけられないという方もいるかもしれません。今から、誰かのダメなところを10個挙げてくださいと言えば多分それ以上の数を挙げられますが、10個の感謝を挙げてくださいというのはなかなか難しいとおもいます。
そこで、提案ですが皆さんの生活の中で起きることが、本当に「当たり前」なことか考えてみてください。勿論、個人差はあると思いますが、自分には当たり前でないことって結構あるのではないでしょうか?そんな事象に感謝できるなら素直に「ありがとう」と言ってみてください。どうでしょう、意識してみると意外と出てくるのではないでしょうか。
言葉には魂が宿ります。肯定的な発言を絶えず発している方は、メンタルヘルスやストレスに対しても効用があると思います。暖かくなってきたこれからの季節、皆さんの「ありがとう」を桜の花の下で探してみてはいかがでしょう。
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高﨑 陽介
横浜市内介護サービス事業者勤務人事担当
勤務特定社労士
http://blog.goo.ne.jp/fiveten46
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